ヤマケンー育樹祭プロジェクトー

【GO!GO!木育部】京都木育スタートウィークが近づいてきています♪

今日は10月1日（日）の木育こども縁日in壬生寺に登場する、「ヤマケン-育樹祭プロジェクト-」さんのテントが、 ZEST御池寺町広場にて展示中です。

昨年、行われた「育樹祭in南丹市日吉町」の為に作られた仮設休憩所は、その後、「やま」はもちろん、「まちなか」でも人々を癒しています。

今回の御池でのイベントは、7人の建築士さんと、思いを一緒に活動している人たちの協力で作られたものです。

「木に親しみを持っていただいたり、何か“やま“”や“まち”のことで行動を起こしてもらえるきっかけになれば幸いです。」と温かい思いで取り組んでおられます。

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲ 木育フォーラムin京都（H29.9.30）木育こども縁日in壬生寺（10.1）イベントのお申込はこちら↓ http://www.kyomokuren.or.jp/?post_type=news&p=3128 ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

さて、「ヤマケン-育樹祭プロジェクト-」さんのその根底にある思いとは…？ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 木を使う仕組み…　今回はその模索のひとつ。仮設休憩所を、従来の鉄とビニールからなるテントから、地域の木と、紙と、稾でつくられた小さな屋根に変更するプロジェクトです。

みなさんは、国土の2/3を占める森林で、近年、人の手が入らなくなったために多くの山が荒れてしまっている現状を知っておられますか？

戦後復興に伴って木材需要がひっ迫し、盛んに植林が行われました。ところが、1960年に木材輸入が解禁されて以降、安定的に供給された外国産の木材に押され、山から切り出される木が次第に減っていき、林業は儲からなくなりました。

そのため、間引きや枝打ちといった山の作業をあまりしなくなり、新しく植林される面積が減少しています。

よく日本の人口構成の中で少子化や高齢化社会を迎えているということが言われますが、森林の方ではそれ以上の若い木が不足していて、戦後しばらくの間に植えられた壮齢の木が極端に多く、いびつな樹齢構成になっています。

一方でまちの方も古くからある伝統的な木造住宅や戦後の高度成長期の住宅を中心に空家が急増し、社会問題になっていることは、みなさんもご存じのとおりです。

上記のことは、戦後の人口増加期・高度成長期に産業構造や社会構造を急速に変えたのちに、需要や人口が減少期に入り、このままの状態では私たちの社会が持続可能ではないことが顕在化してきたとも言い替えられます。

これからの時代に則した新しい「やま」の循環と「まち」の循環を作っていかなくてはならない時期にさしかかっています。

これらの問題は一朝一夕に解決はできず、国や自治体に任せっぱなしでは変えられないことも分かってきています。

現在の「やま」と「まち」の問題は、色々な立場の人々の協働で時間をかけて修正していかないといけません。

その最初の一歩として個人にできることは何か？　他の立場の人とどのように協力しあえるのか？　この模索を始めることが大事なのではないかと考えています。

今回のイベントは、7人の建築士と、思いを一緒に活動している人たちの協力で作ったものです。木に親しみを持っていただいたり、何か「やま」や「まち」のことで行動を起こしてもらえるきっかけになれば幸いです。

ヤマケン一同

ヤマケン-育樹祭プロジェクト-Facebookページより https://www.facebook.com/events/423629421365177/?acontext=%7B%22ref%22%3A%223%22%2C%22ref_newsfeed_story_type%22%3A%22regular%22%2C%22feed_story_type%22%3A%2222%22%2C%22action_history%22%3A%22null%22%7D

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ こんなストーリーと京都の木を使った素敵なテントをぜひ体感しに来て下さいね！

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲ 木育フォーラムin京都（H29.9.30）木育こども縁日in壬生寺（10.1）イベントのお申込はこちら↓ http://www.kyomokuren.or.jp/?post_type=news&p=3128 ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲